人間関係が与えるストレスは、人生において大きな割合をしめていると思います。
家族、友達以外にも、学校や職場の先輩後輩、上司部下、ゲーム仲間、オンラインフレンドなど、様々な人と手広く関係を築ける反面、意見や価値観の相違、コミュニケーションのズレで大きく悩むことも少なくないはず。
その中でも自分を不幸にする人格、関わるべきではない人を、線引きすると大分楽になります。
この記事では、人間関係に悩む人へ、関わらない方がいい人にフォーカスを当てた、人付き合いのコツをお伝え出来ればと思います。
暴力をふるってくる人、キレやすい人、悪口を言いまくる人、など「分かりやすい関わってはいけない人」ではなく、表面上は一見わからなくても、「潜在的にあなたの心を蝕んでいくから関わってはいけない人」に絞ります。
1. 罪悪感を与えてくる人
関わらないほうが良い人格一つ目は、罪悪感を与えてくる人なのですが、関わるといつも自分が卑下した気持ちや申し訳なくなってしまう相手はいませんか?
「なんでできないの?」
「だからあんたはいつもそうなのよ」
って、ミスや失敗を責めてくるタイプは分かりやすいですが、一見分からない形で罪悪感を与えてくるタイプがいます。
悪いとか良いの話をしていないときに
「え?何俺が悪いの?」
とか被害者・加害者の観点に持ち込もうとする人。
良かれと思ってしたことを
「やっぱあなたはそういう人だよね。」
「結局そうなると思った。」
など、含みのある言い方をして、え?なんか間違ってた?とか、自分が悪かったのかなって思わせてくる人。
何か行動をしたときに、
「〇〇すべきだったよね」
「なんで〇〇したの?」
失敗を責めてるわけではなく、アドバイスをしている風で、実は自分の思い通りじゃないことを責めてくる人。
本人の自覚があるかないかは別として、この手の人は、相手に「悪いな」と思わせることで、自分の思い通りに相手をコントロールしようとしています。
よく言う親が子供に言う
「まだ宿題やってないの?なんであんなに時間あったじゃない」は
子供に宿題をやらせたい(コントロールしたい)親の要求を、相手に罪悪感を与えることで叶えようとしています。
罪悪感を感じた相手は、言動に制限がかかるからです。
親や上司など、関係性がなかなか変えられない場合は簡単に切ることはできませんが、言葉を通して相手の要求や思いを知ることはできます。
自分が悪いなって思って悩んだりネガティブな気持ちになる前に、相手の意図を察して交わしてください。
周りに常に罪悪感を与えてる人、関わるのはやめましょう。
2.行動と言葉が一致していない人
人は言葉では簡単に嘘を付けますが、行動では嘘はつけません。
言ってることとやってることがバラバラだったら、その人の行動に注目しましょう。
「俺、あいつに感謝しかないんだよねー」
一見好意を表していてイイヤツ発言をしていても、相手のために何か考えたり行動していることが一切ないタイプ。
いいことばかりをツラツラと並べたて、周りを引き付けるけど、実際自分は何も行動していない人、周りにいませんか?
先日こんなことがありました。
Twitterで、DBDのキラー上手くなりたい練習したい、とツイートしてた人に、私でお役に立てればと思い、フォロワーだったのでリプすると、めちゃくちゃ下手だからお願いしたいとのこと。
そのあとフレンド申請などDMで簡単なやり取りをし、いざ日時の調整を送ったのですが返事来ず、それどころかツイートは普通にしている・・。
痛切なツイートや泣き言を、不特定多数が見られるかもしれない場所で吐ける人ほど、手を差し伸べても邪険にするものかもしれません。
言葉ではめっちゃ喜んだり、悲しんだり、キレイな言葉ならべてても、行動が伴ってない人は、不信感を得たり、こっちがイライラするだけなので、関わらないほうが身のためです。
何より、自分がみじめな気持ちなります。
同じような形で、よくあるパターンで、
「ぜひぜひ、今度一緒に遊びましょー」(言葉)
→その後連絡が全然ない(行動)
遊ぼうと誘ってみたが「あ!出かけなきゃいけなくて、また今度お願いします!」(言葉)
→その後フォローなし(行動)
一緒に遊びたいとツイートが上がっている(言葉)
→やりましょう!とリプしても返事なし、あとで気づかなかったなどの返答(行動)
行動だけを見てみてください。
結局一切遊ぶ気はありません。行動そのものがその人の本心です。
たいていの人は、その言葉に惑わされて不信に陥ったり傷ついたり悩んだりしてしまいます。
遊ぶ気がないんですか?とか、相手の気持ちを探ろうと思っても無駄です。飾られた言葉がくるだけで、何の意味もありません。
そっとフェードアウトしましょう。
行動がすべてです。
自分が傷ついたりむなしい気持ちになったりする前に、言葉と行動がバラバラな人とはとっとと関係を切るのがおすすめです。
自分を大切にしてくれる人と付き合ましょう
3.主語が自分じゃない人
何か意見や情報を伝えるときに、自分が主語じゃない人は要注意。
「〇〇さんが言ってたよ」
「みんな言ってたよ」
あからさまなうわさ話や陰口なら分かりやすいのですが、一見親切心で情報操作してくる人は危険です。
長く一緒にいればいるほど、距離が近ければ近いほど、精神は蝕まれていくことを私は経験しました。(笑)
そもそもね「みんな言ってた」の「みんな」って言葉使う人、私は信じてません。
「みんなって誰?」って聞くと、せいぜい2-3人しか名前が出てこない。
そりゃ5人くらいのコミュニティの中のみんななら、3人いれば、まぁ納得ですが、たいていこの手の人は大げさに言って、相手をコントロールしようとしてます。
否定的な情報の伝達に使われることが多いですよね。それがいい例です。
自分の意見として相手に伝えないタイプは、相手をコントロールしようとしているほか、責任逃れもしています。
「〇〇ちゃんが言ってたよ」
って言えば、自分にその発言の責任はありません。
聞いた人は、え?〇〇ちゃんがそんなことを?って不信に思い、伝えてきた人のことは蚊帳の外になります。
どこかで聞いた、どこかで見た情報を誰かに伝える場合、正確に伝えようとする意志がない人とは、関わらないほうが無難です。
逆に、俺はこう思う、私はそう思う、などちゃんと自分の意見として発言している人は好感持てますね!
他人の情報に惑わされて不信感に陥るより、自分の目・耳・頭で判断しよう
まとめ
なんかさ、周り見てると、人の言動に過敏に反応したり、惑わされたり、囚われてる人が多いと思うんです。
私も結構気にしてしまうことがあるので、人のこと言えないのですが、心穏やかに過ごすためには、ある程度人と情報の断捨離をしないといけないとも思うわけです。
分かりにくいけど関わらないほうが良い!ってタイプを3つ挙げさせていただきましたが、会社や家族など、切っても切れない関係性は難しいですよね・・。
そんな人が身近にいるときは、「あ、さくえだが言ってたやつだ」って思って適度に距離を取りつつ、感情までは渡さないようにしてください。
みんなが毎日穏やかに過ごせることを願ってます。